メンタリストDAIGOの『後悔しない超選択術』読破!”選択と決断が苦手な人”におすすめの本
こんにちは。ぜろです。
最近メンタリストDAIGOの『後悔しない超選択術』を読んだのですが、これが個人的にすごくイイ!と思ったので、備忘録もかねて紹介します。
『後悔しない選択術』を読もうと思った理由
実は、この本を読もうと思った理由があってそれは「自分のした選択がどんな結果になろうとも、後悔しないようになりたかった」から。
私は今まで後悔の多い人生を送ってきました。そもそも「生まれたこと」すら後悔するときもあります。
そんな人生を変えたいと思ったので、手に取ってみました。
ちなみに、「なぜこの本を読んだのか?」という”自分の選択をふりかえること”は後悔しない選択をするための第一歩です。
この本を読むべき人は「私」みたいな人
この本を読むべき人は、
- 後悔ばかりの人生だった人
- 決断力がない人
- 選択肢がありすぎていつもなかなか決められない人
- 重要な決断はいつも他人任せな人
などなど。
つまり私です。
思い返せば、「自分で納得して自分の道を決めた」という記憶が一切ありません。
大学に行ったのも「高卒で働きたくないから」。
今の会社に入社したのも「彼氏がここにいけって言ったから」。
などなど、いつだって周囲の環境や他人の言動のままに生きてきました。
いや、大学に行くことを選んではいるじゃん?と思うかもしれませんが、これはとても自分で選んだというより、そうせざるを得なかったって感じで、いつだって消極的に生きてきました。
自分で選んだんだーー!!っていう感覚は無です。
その結果、今の私は「決断力がない」「自分の人生に責任がもてない(つまりは他人に責任転嫁)」というゴミのような人間になってしまっているわけです。
『後悔しない超選択術』には、こんなゴミクズでも、きちんと後悔しない選択ができるようになる技術がたくさんかかれています。
ちなみに、「成功する選択を」ではなくて、「後悔しない選択を」ということがこの本のみそです。
次からは、個人的に大切だと思う点をまとめますね。
後悔しない選択ができる人ってどんな人?
まず、DAIGOは本書の冒頭で、アメリカで行われた研究に基づいて、「後悔しない選択ができる人」はどんな人かということを書いてます。
ボーリング・グリーン州立大学で行われた研究の結果、自分の下した選択とその結果について後悔していない確率が最も高かったのは、「合理的スタイル」の人たちだということがわかりました。
この本によると、後悔しない選択ができる人は「合理的に物事を考えて選択する人」です。
考えてみればそうですよね。
人生を振り返ってみても、これでいいや、と適当に選んだこと、親や環境に選ばされたことは、ことごとく心に闇を生みました。
一方、「自分のアタマで合理的に考えて選択を行った」(と思える)選択は、後悔がありません。
「自分の人生は自分のものである」という思いを持てる選択が大切なのだと実感しました。
物事を選択するスタイルは5つにわけられる
ちなみに、物事を選択するスタイルは、5タイプあるそうです。
①合理的スタイル「AはBでCだから、Aに決定」
②直感的スタイル「う~ん、これしかないっしょ!」
③依存的スタイル「○○がいうんだから、間違いないわ。これにしましょ」
④回避的スタイル「石橋を叩きすぎて結局渡れなかった(結局選択せず)」
⑤自発的スタイル「とっとときめようぜ!よし!君に決めた!(即決)」
私は、②です。
最初は選択肢を慎重に論理的に検討しようとするのだけど、途中でその作業に飽きて「もうこれでいいべ」と決めてしまう。
途中で考えるのがめんどくさくなるタイプです。
どのタイプであっても、基本的に目指すのは、「合理的選択スタイル」です。
で、これら物事をきめる5つのタイプにわかれたあと、その結果の受け止め方にとって、
さらに2タイプに分かれるらしいです。
さらに結果をどう受け止めるかによって2タイプに分かれる
結果の受け止め方には、「マキシマイザー」と「サティスファイザー」があります。
マキシマイザー
いつも最高の結果を求め続けるタイプ
サティスファイザー
最高でなくとも、ある程度の結果で納得できるタイプ
(中略)
サティスファイザーのほうが、より後悔しない可能性が高いことは確かです。
とどのつまり、
「合理的スタイル×サティスファイザー」の人がより後悔しない選択をできる人ということですね。
ただ、マキシマイザーにも、良いマキシマイザーと悪いマキシマイザーがいて、良いマキシマイザーであればマキシマイザーでも後悔しない選択ができるとのこと。
共通点は、「どちらもより良い選択を常に求め続ける」という点です。
ではどこが違うのか?それは「結果の受け止め方」だそうです。
「ふぅ~。しっかり比較検討してよかったぜ」と結果をポジティブに受け止めるのが良いマキシマイザー。
「あ~、あっちの選択肢の方がよかった!!」と結果をネガティブに受け止めるのが悪いマキシマイザー。
当然、良いマキシマイザーが、後悔しない選択ができる人です。
ここまでのまとめ
人間の選択スタイルは5つにわけられる!
後悔しない選択をするためには、「合理的スタイル」になる!
さらに後悔しない選択をするためには、ある程度の結果に満足するサティスファイザーか最善の選択を求めつつも最後は自分の選択に納得できる良いマキシマイザーに近づくこと!
です。
本題!後悔しない選択ができるようになるためには?
DAIGOは後悔しない選択ができるようになるためのヒントを以下のような章立てて紹介してます。
①後悔しない選択をするための準備
②後悔しない選択をするための習慣
③選択力を鈍らせる落とし穴
④後悔しない選択をするトレーニング
あんまり全部書くのもあれなんで、私が個人的に参考になったところとか面白かったところを紹介します。
①プランを明確にする
ジョギングしよう!
勉強しよう!
早起きしよう!
こう思い立ち決意してみたものの、やらずに終わってしまった…自分はなんて意思が弱いんだ!嘆
と落ち込んだことがある人。
安心してください!
それは脳の特質だそうです。
脳は明確なプランには従うようにできているので、曖昧なプランだとどうやら動かない代物なのだそうです。
なぜなら、プランが曖昧だと他の選択肢を選ぶ余地があって、そちらとこちらで迷ってしまうから。
この話私非常に思い当たる節があります。
仕事においても、納期決まっている仕事やきちんと段取りをした仕事は計画通り終わるのですが、逆にいつでもいいよって言われた仕事やあーあれやらなきゃ…って思ってた仕事ってマジで終わらない。
おそらくこれは、納期っていう具体的なラインがあって、それに間に合わせるためにはどうしたらいいか具体的に計画したからなんですよね。
やるべきことが明瞭だと、迷いが発生しないのでスムーズに進めることができます。
だから、やりたいことがあったときはものすごく具体化することが大切だそうです。
では、具体化するレベルはどのくらいにすればいいのって話ですが、それはあなたの脳が迷わなくなるまで、です。
例えば、資格の勉強をする!という目標をたてたとします。
これだけでは、ダメらしいです。
「19:00に家について、19:05に机に座って参考書を開き、21:00までにこの範囲を読む」という感じで、とにかくすべてをきめてしまうのがいいらしいです。
家に帰ってから勉強する!だけだと、ボヤッとしすぎてて、色々な抜け穴があるんですよね。
家に帰ってから勉強すればいいから、とりあえず少し休憩しよう。
勉強する場所は、どこにしよう?
どこまで勉強するの?
こんな感じで質問をなげかけて具体化していくのです。
そうすると、脳が迷う余地がなくなって、実行しやすくなるそうです。
②1日再構成法で自分のした選択を振り替える
ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスのボール・ドーラン教授という人が作った方法で、「自分にとって価値ある選択を行えたかどうか」を見返すことで、選択力を高めるんだとか。
具体的には、以下の七点を記録します。
一日再構成法で記録すること
- 開始時刻
- 終了時刻
- やっていたことの内容
- 誰とやっていたか
- 得られた快楽は?(10点満点とコメント)
- 感じたやりがいは?(10点満点とコメント)
- 期待値(これはDAIGOオリジナル)
やってみよう!と思ったんですが、めんどくさくなりできませんでしたw
そもそも、会社と家の往復のみで、そんなに予定ないしなーっていう。
ボッチだし。
そこで、私も自分なりのアレンジをして、やってみました。
以下の6点を気が向いたときに書きました。
①出来事
②自分がとった行動
③その行動によって起こったこと
④行動の自己評価
⑤後悔しない選択だったか?
⑥次はどうする?
①彼氏が会社のサークルに入りたいと言い出した
②束縛めいた発言と行動をとった
③彼氏が俺を束縛するなとキレた
④-5点
⑤後悔した選択だった
⑥嫌かもしれないが、とりあえず落ち着くよう心がける。感情をぶつける会話をしない。
一回やったってなんの意味もなかったですが、継続しているうちに、彼氏に全部ぶつける前に半呼吸くらいはおけるようになりました。
3行まとめと感想
①後悔しない選択ができるようになるためには、「合理的な選択」を心掛ける!
②選択したあとは「これでよかったのだ」と結果を前向きに受け止められるようになる!(サティスファイザーになる)
③「合理的選択」×「サティスファイザー」になるためのトレーニングや習慣を行う!
この本を読んで、「後悔しない選択ができる人」のイメージができました。
次の課題としては、やはり「後悔しない選択」のために、この本に書かれているトレーニングの実践です。
「Time is life」の観点からも、「後悔しない選択」をできるようになることが、時間を無駄にしないことにつながります。
私のように、「選択・決断できない」という悩みを抱えている人にはぜひ読んでみてほしい1冊でした。
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