脱喪女して垢抜けたいと思ったとき、真っ先にすべきことはこれ！
この記事は、
「脱喪女したいけど、なにから取り組んでいいのかわからない…」
といった悩みを解決するための記事です。
自分自身、かつて脱喪女したいと思ったとき何から取り組んでいいのかわかりませんでした。
しかし、試行錯誤繰り返す中で、「脱喪女には、結局これが一番大事だな～」と感じたことがありました。そんな自分の経験をもとに、この記事を書いています。
脱喪女して垢抜けたいと思ったとき、真っ先にすべきことは「マインドセット」を変えること
脱喪女して垢抜けたいと思ったとき、真っ先にすべきことは「マインドセット」を変えることです。
「マインドセット」ってなに？
「いやマインドセットってなんやねん」って方のために、簡単に解説します。
「マインドセット」＝「こころのあり方」のことです。もう少し具体的にいうと、人間(自分)の能力(資質・才能など)について、どのようなスタンス・信念をとっているか、ということです。
ここであなたにお聞きします。
脱喪女したいと思ってこの記事を読んでくださっていると思いますが、あなたは次の２つの考えどちらに近いですか？（正しいほうではなく、あなたが信じているほう・心のスタンス的に近いほうを選んでください。）
①自分が努力すれば、可愛くなれる
②自分がいくら努力したところで可愛くはなれないし、もともとかわいい子には勝てない
おそらくですが、後者なのではないでしょうか（逆に後者じゃない人はこのあとの記事は読まなくていいです。私はこのあとの記事はすべて後者の人に向けて書いています）。
後者のような自分は変われないと思い込んでいる「マインドセット」のことを、心理学的に「硬直マインドセット」といいます。対して、前者のような自分は変われると思える「マインドセット」のことを、成長マインドセット」といいます。
まとめると以下のとおりです。
- 硬直マインドセット：人間の能力は先天的なものであり、変えることはできないと信じている
- 成長マインドセット：人間の能力は後天的に変えることができ、自分の努力次第で伸ばすことができると信じている
脱喪女をしたい！ と思ったとしても、「硬直マインドセット」のままでは、脱喪女をうまく進めていくことができません。
なぜなら、心の底から自分が変われるということを信じれていないからです。心の底から信じられないと、壁に当たった時などに、「やっぱり自分はなにをしてもダメなんだ・・・」と無力感を強めていくだけになります。
「硬直マインドセット」の特徴～なぜ脱喪女に「マインドセット」が重要なのか～
「硬直マインドセット」の特徴として、「努力をしない」（＝努力が怖い）という特徴があります。なぜ「努力をしない」のかというと、以下のような信念を持っているからです。
人間の能力は、生まれつき決まっており、後天的に伸ばせるものではないという信念を持っている
→だから、努力をしたところで無駄という無力感をもっている
→だから、「努力を必要とする＝自分の能力が低い」と無意識に考えている
これを喪女的な思考に落とし込んでみましょう。
人間の容姿の美醜は、生まれつき決まっており、後天的に伸ばせるものではないという信念を持っている
→だから、いくら自分が可愛くなる努力をしたところで無駄という無力感をもっている
→そもそも「努力を必要とする＝自分がブスであることを認めることになる」と無意識に考えている
硬直マインドセットをもつ喪女にとっては、「脱喪女のために努力を必要とする」＝「自分＝ブスであるということを認める行為」なのです。
なので、表面的にいくら「脱喪女したい！」と思っていたとしても、深層心理や無意識では「脱喪女のために努力したってムダ」と思っているので、ほんの少し脱喪女に取り組んだだけなのに、自分の容姿に変化がないことにすぐに失望し、「やっぱり自分は何をしてもブスのままだ、すべてムダなんだ・・・」という無力感を強めていくだけになります。
かつての私がまさにこれでした。
「脱喪女したい！」と思い立つ
↓
ほんの少しだけ何かする
↓
ほんの少しでなにかが大きく変わるわけではないので、失望してやる気を失う
↓
自分はやっぱり何をしてもブスで喪女のまま、努力は無駄という負の信念を強めていく
このような負のループにはまっているうちは、脱喪女することも、変わることも全然うまくいきませんでした。
以上のことから、脱喪女するためには、まず「硬直マインドセット」を変えていくところからはじめることが大切だと思っています。
脱喪女に関して、硬直マインドセットか図るテスト
ここで、自分は「硬直マインドセットなの？」と疑問を持つ方のために、脱喪女に関して、硬直マインドセットか図るテストを簡単に考えてみました。以下の考え方にあなたはいくつ共感できますか？？
「そもそも自分なんて努力したってたかが知れている」
「仮に少し変わったところで、結局ブスはブスのまま」
「かわいい子はうまれつきかわいい」
「自分はうまれつきブスだから、努力したってムダ」
「ブスがかわくなろうと努力するのは、本当に滑稽」
１個でも共感できたら、「硬直マインドセット」の素質ありです。
２～3個共感できたら、「硬直マインドセット」の傾向が強いです。
そして、すべて共感してしまったあなたは、完全なる「硬直マインドセット」です。
重要な問題：「マインドセット」は変えることができるのか？
結論から申し上げますと、できます。
「マインドセット」は、先天的なものではなく、後天的に努力によって変えることができるということが科学的に証明されています（ここでは研究の結果について詳しくは語りません。知りたい人は、以下の本をお読みください。）
「硬直マインドセット」を変え、脱喪女を目指す方法～
ここからは、『マインドセット：「やればできる！」の研究』を参考に、マインドセットを変え、脱喪女を建設的に進めていけるようになるための方法をご紹介いたします。
①人や脳は、科学的にも変わることができることを学ぶ
あなたが変われるかどうかはまた別ですが、一般的に、人や脳は変わること・鍛えることができるということが科学的に証明されています（詳しくは『マインドセット：「やればできる！」の研究』参照）。
もちろん、喪女が一番コンプレックスに思っている容姿などは、遺伝の先天的影響が強いものです。しかし、メイクや整形など様々な技術が発展した現代においては、「かわいいはつくれる」のです。試しに、「化粧の力」「ビフォーアフター」などで、検索してみてください（↓以下は、試しに実際に検索してみた画像です。）
上の画像は、外国人の例が多くてわかりづらいかもですが、もっさいブスから、ある程度の美人やイケメンになった画像などがたくさん出てくると思います。特に、吉田沙保里。
繰り返しますが、あなたが変われるかどうかはまた別の問題です。しかし、世の中には、「ブス」→「ある程度の容姿」にまで、努力でもっていっている事例があるということがわかると思います。こうして考えてみると、「ブス」は、努力によってある程度克服できる問題であるということがいえるのではないでしょうか。
でも、「化粧の力」「ビフォーアフター」などで検索してみて出てきた画像たちをみて、こうは思いませんでしたか？？
「結局ブスはブスじゃん？ ましになったとしても、全然芸能人みたいにかわいくないじゃん？」
これは避けがたいある種の事実だと思います。
というか、脱喪女に限らず、この世界は努力ですべて克服できるような甘い世界ではありません。世界は残酷なんです。
貧しい親のもとに生まれたら子どもも貧しいままの確率が高いのと同じように、生まれた段階での「差」は確実に存在します。そして、その「差」すべてを努力で埋められるほど世界は優しくありません（少なくとも私はそう感じて日々生きています）。
これは、大変受け入れがたい事実です。でも、生きるのなら、避けることのできない事実です。そして、避けることができないのなら、この事実を受け入れたうえで、どう生きてくかを模索しなければ、人生に変化は起きません。
脱喪女を本当に目指すなら、「結局ブスはブスじゃん？ ましになったとしても、全然芸能人みたいにかわいくないじゃん？」という世界の残酷な事実に向き合う必要があります。
「自分は芸能人みたいなかわいさは手にできない。でも、たとえ彼らに届かなくても、今の自分よりもよくなれるなら頑張りたい」
そう思えるようになってはじめて、脱喪女を目指せるのかなと私は思います。
②「他者比較」をやめ、「（過去の）自己比較」を心掛ける
「硬直マインドセット」を変えるには、「他者比較」をやめる必要があります。他者比較とは、自分と他人を比べること（例：「私ブスだけど、あの子はかわいい」と無意識に考えることなど）です。一方、「（過去の）自己比較」とは、昔の自分と今の自分を比べること（例：「昔の私はデブだったが、最近は少しやせたなど）です。
他者比較を行うと、どんどん硬直マインドセットになっていきます。なぜなら、自分よりすぐれた人と比較をすると、「自分はなんてブスなんだ・・・」と落ち込み、努力してもムダといった無力感が強まり、自分より劣った人と比較をすると、「あの人よりはましだな・・・」と考え、努力をしない方向に向かうからです。他者比較は何のメリットもありません。
脱喪女するにあたっては、他者比較をやめて、自己比較を心掛けていく必要があります。
さいごに ＋ 個人的に参考になった本の紹介
以上、「脱喪女して垢抜けたいと思ったとき、真っ先にすべきこと」を述べてきました。
私の考えを簡単にまとめると、以下のようになります。
脱喪女したいなら、まずなにより「硬直マインドセット」から変えるべき
【理由】脱喪女したい！ と思ったとしても、「硬直マインドセット」（※）のままでは、脱喪女をうまく進めていくことができないから。
（※）自分は変われない・ブスはしょせんブスだから努力してもムダなどと思い込んでいるマインドセットのこと
よって、まずはメイクやダイエットなどに取り組む前に、「マインドセット」についての理解を深め、自分のマインドセットを「硬直マインドセット」から「成長マインドセット」（人間の能力は後天的に変えることができ、自分の努力次第で伸ばすことができると信じているマインドセット）へ変えることからはじめるのがおすすめです。
「マインドセット」に関する本では、以下がおすすめです↓
私はこの本に出会わなかったら、本当の意味で脱喪女に向けて努力できなかったように思います。こんな記事を書きましたが、実をいうといまも、「硬直マインドセット」的な思考がでてきてしまうときは多々あります。
でも、「硬直マインドセット」と「成長マインドセット」という概念をこの本から学んだおかげで、「あ、自分はいま硬直マインドセット的な考え方をしているな」と気がつけるようになり、そこで「硬直マインドセット」的な思考を打ち切れるようになってきました。
本気で脱喪女したい人は、読むべき一冊だと思います。